トラブルや争いが起きたとき、
どちらかだけに100%非があるというのは極めて稀なことで、

たいがいは、
そうなるまでの文脈があって、
双方の誤解や誤認から生じた行き違いだったり、
どちらにも言い分はあるし、どちらにも非があるものだ。

それなのに、
うまく丸めようとして自分の言い分を抑えて謝ることは、
誰のためにもならないのだと思う。

ビジネススキルとして謝ることは効果的な場合もあるけど、
多くの人間関係においては、
中途半端に謝ってしまうことで事態を悪化させてしまうこともあるのだな、と最近気がついて。

100%悪いと思っていないのに、なぜ謝るのか? を突き詰めていくと、

戦いたくない
勝ち負けに関わりたくない(負けたくない、惨めさを味わいたくない)
どうせ分かってもらえない
ワルモノだと思われたくない
ややこしいヤツだと思われたくない
そもそもコイツと戦うほど私はレベル低くない
最終的には勝者でいたい、優位でありたい

という、
思いやりもクソもない自分を守りたいだけの偽善ばかりで。

戦わないことは、思いやりではない。
自分の道をひらくためには、
目の前の勝負に負けることも、嫌われたり妬まれたり疎まれたりすることも、
引き受けられる自分になるべし。

そう気づいた時が吉日。

西宮神社、遥拝所
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今日も、
ご縁のあるすべての人がゴキゲンでありますように(^^)